4.梱包のプロとしての誇りです

ここ近年は、不況のためかお客様の中にはコスト削減したいあまり、驚くべき指示も少なからずありました。

もう少し具体的にお話しますと、木箱に使用する板材の本数を3本使用するところを2本にするとか商品の荷重が直接かかる底床部分の受け板の数を減らしてしまうとか、箱の強度そのものに影響するところをコストと計りにかけてしまうなどです。

これは住宅で言えば、柱や梁を抜いてしまうことと同じくらい大変なことなのです。

更には、お客様から「壊れてもイイから価格を下げて仕上げて」などと言われる本末転倒(?)的なところまで行き着いてしまうこともたびたびなのです。

「e-こんぽう.com」を運営する梱包屋といたしましては、このようなご依頼の場合は、丁重にお断りさせていただいております。

私共は、梱包作業を業わいとして生活しているのです。

私共にとって、コワレてもよい梱包などはありません。これだけは絶対に譲れないプロとしての誇りがあるのです。

が、しかしこの折、物流コストに対する節約したい事情も察しておりますので、無駄のない最適な梱包をご提案することはもとよりささいな事でも是非ご相談ください。

お客様のご要望に出来る限りお答えして力になりたいのです。