・輸出梱包事例【コントラバスのバイウォール輸出梱包オーストリア向け】
オーストリア向けに輸出梱包のご依頼がありましたため、
今回は航空便という事もあり、仕上がり重量が軽量な
強化ダンボール梱包にしました。しかも、コントラバスそのものが軽いものでしたので、3層のトライウォールではなく
2層のバィウォールという素材で梱包箱を作成しました。
全体を
発泡性緩衝シート(和泉エアセルマットZM-200(大気泡))
で
覆い包みます。
床面にサンテックフォームという緩衝材を枕にして
下からの衝撃に備えます。
下の画像は
AB/Fのダンボールで作った跳ね防止の仕組み箱を
被せます。
被せた後にPPバンドでトレイに固定。
製品にあたる部分は、ミラーマットという緩衝材を
あてがい保護しています。
スリーブを被せます。
右上の画像は、重ねられても箱が潰されないように
フタ受けとよばれる角材(EU向けのため木材は使えないため、LVL材という合板を重ね合わせた素材)を3本
渡して固定します。
右横の画像はフタ受け固定部の拡大したところ。
フタ(キャップ)をして、エステルバンドできっちり止めます。
最後にケースマークとケアマークをつけて完成です。