・輸出梱包事例【ガラステーブルのEU向け吊り梱包】
特殊な工法で製作された1点物のガラステーブルの輸出梱包を依頼されました。
まずは、製品を厳重に緩衝気泡シートで包装します。
続いて、BW700G製の内装梱包箱へ収めます。
次にLVL材を使用したクレート(木枠)箱を
製作して箱の上下の四隅に穴を開けて計8箇所から
バンドで吊り下げるよう加工します。
木枠の中で内装箱が宙吊りになるように固定します。
画像が小さく見ずらいかもしれませんが、木枠内で
浮いています。
吊り梱包とは・・・
製品を木枠内で浮かせることにより、外部から衝撃が
加わっても直接製品に衝撃が伝わりにくいため、
デリケートな梱包に使われる梱包技術です。
欠点は、梱包対象物に対して箱の容積が大きくなってしまうため、輸送費用に影響があるなどが言えます。
輸送中の荷役を慎重に取り扱ってもらうため、
衝撃感知ラベルを取り付けます。
薫蒸処理の必要のないLVL(単板積層)材を使用したクレート吊り梱包の完成です。