・梱包事例【AUDIOプレーヤーの海外向け強化ダンボール輸出梱包】
アドバンス・テクノロジー・サービス様より輸出梱包依頼を受けました。
オーディオプレーヤーの輸出梱包
これは、SK-8000UというMICRO社製AUDIOプレーヤーのハイエンドモデルです。
オーディオプレーヤーの輸出梱包
通常、プレーヤーはDD(ダイレクトドライブ)といって
モーターの動力を真下から直接伝えるタイプが多く
今回のようなベルトドライブのプレーヤーを見るのは
初めてでしたので、ちょっと感動です(^^)

まさにマニア垂涎というところでしょうか?
さすがに並べてみると様々なパーツで構成されている事が分かります(汗)
各パーツを並べたところ
モーター部分の輸出梱包


まずは1点1点を慎重に養生していきます。







ミラプランクという緩衝材を使い高さが合うように
  調整しながら、梱包していきます。

 エアキャップの下にうっすらミラプランクが見えます。
 小物は、個別に箱詰めします。
付属品の梱包
バィウォール梱包 輸出仕様


       箱の底に厚さ30ミリのスチロール材を
       敷いておきます。
       端が途切れて分割しているのは、
       ガラス製の部品を仕切りを入れて
       立てて収納するため、あらかじめ
       準備してあるんです。


 下の画像は、重量のある木製のラック内に
 各パーツを収納する様子です。
養生の様子
 ラックの内側にはダンボールシートで保護します。
 コンパクトに収納できるよう工夫しながら詰めます。
箱詰め梱包作業
オーディオプレーヤーの輸出梱包 オーディオプレーヤーの輸出梱包
 もう一息です。
オーディオプレーヤーの輸出梱包
YBチップ(袋入り) YBチップという緩衝材で隙間を埋めていきます。
 端のスチロールが分割されたところに、ガラス製の板状パーツが入ります。
仕切り梱包
仕切り梱包


 四隅にミラプランク(緩衝材)で浮かせて
 隙間をつくります。
 こうすることで、側面からの衝撃が生じた場合に
 ショックを分散させて直接製品に力が当たらなくする
 工夫がなされています。

 先ほどスチロールを分割させてつくったスペースには、
 エアセルマット(ZM-200)大気泡で養生したガラス板
 を収納します。強化ダンボールで仕切られているのが
 分かりますでしょうか?
オーディオプレーヤーの輸出梱包




上から見た全体像。
オーディオプレーヤーの輸出梱包
強化ダンボールを逆コの字にして押さえ処理を兼ねます。また、その部材にPPバンドで固定しています。
押さえ処理
フタ受けの様子

 上に他の貨物が載せられても、潰れないように
 フタの部分に梁材を入れました。







 最後にエステルバンドで封緘して、
 ケアマークとケースマークを表記します。
封かん前 完成です!
  後は到着まで無事に着くよう丁寧な荷扱いを祈るだけです。(^^)/
フォークリフトでの荷役作業