・梱包事例【韓国向け少量危険物の4G輸出梱包】
IMOラベルのいろいろ
こちらが危険物梱包の外装箱に表記するIMOラベルの一例です。
少量危険物の輸出4G梱包  そして今回、輸出する内容物です。
 全部で4種類あります。
 PE袋に入れて、口をきっちり縛ります。
 それぞれ、製品安全データシート(MSDS)から
 製品の詳細な情報を得て、
 「船舶による危険物の運送基準等を定める告示」
 昭和54年9月27日運輸省告示第五百四十九号
 に基づき、少量危険物で取り扱える許容量を
 調べて、その範囲内の適正な容器また内容量で
 梱包を行います。
 これから、少量危険物を輸出されたいとお考えの
 お客様はMSDS中で14.「輸送上の注意」の項目を
 ご覧いただき、e-こんぽう.com(有限会社新生)
 03-3732-3803までお問い合わせ
 下されば、分かる範囲でお答えいたします。
  トライウォール社製BW700G仕様の4G梱包箱を準備します。
4G梱包箱の準備
箱の中にYBチップを薄く敷き詰めて、ダンボールシートをのせて、下からの衝撃に備えます。
YBチップを底に敷き詰めます さらにダンシートをのせる
PE内袋(0.04t以上)をセットします。
PE内袋を仕込みます。
↓のツブ上の物体は、バーミキュライトという緩衝吸収材です。
緩衝材としてバーミキュライトを使用
ちなみにこのバーミキュライトは、よく園芸用に使われる
ものと同じで用途は他に釣り餌(イソメ、ゴカイなど)を
保管するために使われるもので、液体の吸収能力が
高く、かつ無機質で燃えない素材のため、薬品等が
万一漏れ出しても吸収できることから、危険物用の
緩衝材として広く使われているものなのです。
バーミキュライト
少量危険物の輸出4G梱包
バーミキュライトを箱いっぱいに詰めて、
内袋の口を固く縛ります。
 ダイクロステープで封緘して、ケアマークと重量表記をステンシルで刷り込みます。
少量危険物の輸出4G梱包
  後は現地まで無事に着くよう丁寧な荷扱いを祈りつつ出荷を待ちます。(^^)/
少量危険物の輸出4G梱包