・輸出梱包事例【中国向けアップライトピアノのトライウォール輸出梱包】
 アップライトピアノの輸出梱包
 今回はアップライトピアノの中国向け輸出梱包です。
国際スピード郵便梱包

背面から見たところ。
グランドピアノに比べれば、重量は軽いですが
シャスター高が低いので足元の根止め処理が
意外と面倒な対象物の一つなのです。



ピアノの下を正確に採寸して、ピアノの載せる台座を
緩衝材などを並べて、位置決めをします。
ピアノのTW1300G輸出梱包
脇から見ると、緩衝材を使って微妙な段差を作ってある
のが分かります。中央部の二箇所を区切ってあるのは、
フォークリフトで荷役するための爪が入るようにした場所に
なります。画像をクリックすると拡大します!



アップライトピアノを載せてみたところ。
うまくハマリました(^^)/
ピアノ輸出梱包用の台座
載せた様子
キャスターを浮かせています。
アップライトピアノのキャスター部分
 真横から見ると良く分かります。
ミラプランク発泡倍率35倍
ミラプランクという緩衝材は高発泡ポリエチレン素材。
ピアノ輸出梱包
ヘタることのない信頼の置ける素材です。
ピアノ輸出梱包
フォークリフト荷役用の穴をふさぐ
赤い矢印のところが、
フォークリフトの爪が入るところ。
後から緩衝材(ミラプランク)を差し込みます。
左下の画像では、
後ろからもその様子が分かります。
TW1300Gトライウォール梱包 TW1300Gトライウォール梱包
シーサーの輸出梱包


ここまでの全体像。


TW1300Gトライウォール梱包

ポリシートで全体を包装してから、要所にミラプランクを
貼り付けます。その後にストレッチフィルムを上から巻いて
緩衝材を固定します。
TW1300Gトライウォール梱包
後ろから 背面の様子。






展開していたトレイ(腰下)を立ち上げて、
テープで止めます。そして、上からスリーブ(側・褄)を
被せます。
トレイの立ち上げ(テープ止め) スリーブを被せる
 上から覗くと、こんな感じです。
上から見た様子
トライウォールネイル
 脇からトライウォールネイル(専用釘)で固定。
 両端を押さえて、蓋受け材を通してフタを被せます。
押さえ処理と蓋受け処理
  エステルバンドで4箇所封緘した後にケアマークと重量を表記して・・・完了です。
TW1300Gトライウォール輸出梱包
 エアサス車で港へ運ばれます。
TW1300Gトライウォール製ピアノ輸出梱包